適切に価格が与えられ、その情報に市場参加者が適切に反応するならば、個別の経済主体の利潤最大化・効用最大化を旨と…
タグ: 環境を守るほど経済は発展する
実物界からの離脱(3) 成長神話
実物界から離脱した経済学においては、経済活動の成果は、市場での価値で評価されることとなった。 市場で高く売れる…
自然の恵みからの分け前としての地代
スミスの「国富論」では、三大生産要素として、土地、労働、資本の三つが取り上げられている。つまり、生産物は、大地…
実物界からの離脱 (1)自然の排除
経済学が、実物界から離脱していく過程には、二つの段階があった。 第一の段階は、生産要素が自然の恵みから切り離さ…
環境価値の貨幣評価の限界
環境価値の貨幣評価には、つぎの二つの限界がある。 第一に、価格データを加工する場合のデータ制約である。そもそも…
実物界からの離脱 (2)「ごみ」の忘却
第二の段階は、生産物がその実体から切り離された段階である。 限界革命を通じて、市場で評価される効用をつくりだす…
生産物―「サービスの缶詰」
生産された人工資本基盤・通過資源は「サービスの缶詰」として捉えることができる。 これは、市場での評価の対象とな…