重商主義

国家が積極的に産業を保護・育成し、輸出を増やして国を富ませようとする経済思想とそれに基づく政策。

16世紀末から18世紀にかけて西ヨーロッパ諸国において支配的であった。結果、西ヨーロッパ諸国の資本主義生成期に、資本の本源的(原始的)蓄積を促進した。

参考文献:
イスラム世界の経済史』 第二部第1章:経済が営まれる時間と空間  加藤博(NTT出版、2005年)
入門・世界システム分析』  イマニュエル・ウォーラーステイン 山下範久訳(藤原書店、 2006年)

■関連知識カード/章説明他:
オスマン帝国の経済政策
保護主義的な重商主義経済
付加価値を生み出す技術


 

★この記事はiCardbook、『イスラーム世界の社会秩序 もうひとつの「市場と公正」 Vol.3 基本概念・基礎用語編』を構成している「知識カード」の一枚です。


◎iCardbookの商品ラインナップはこちらをクリック