イスラーム経済哲学の１つめの特徴は、勤労の推奨である。

『クルアーン』第５章第１2節には、「アッラーの道のためにあなたたちの財産を使い、身体を使って努力するならば、すべての罪業を帳消しにし、天国に入らせよう」とあり、汗水流してお金儲けをする労働による金儲けが推奨されている。

参考文献：
『イスラーム経済論』　　ムハンマド・バーキルッ=サドル　黒田壽郎訳（未知谷、1993年）
『日亜対訳・注解　聖クルアーン（改訂版）』　　日本ムスリム協会訳（日本ムスリム協会、1982年）

 

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★この記事はiCardbook、『資本主義の未来と現代イスラーム経済（下）　金融資本主義からの脱却と「利他利己」の超克』を構成している「知識カード」の一枚です。

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