◎『イスラーム世界の社会秩序(加藤博) Vol.3』【基本概念編】の「章説明」を集めたブログ記事です。 『イス…
カテゴリー: 章単位の説明
イスラームの経済観とは
日本であまりピンときませんが、世界には17億を超えるムスリム(イスラームを信奉する人々)がいます。その分布も中…
イスラームの経済ビジョンとは
イスラームが登場する前の、アラブ人世界、アラビア半島は諸部族が乱立、互いにいがみ合う不安定な社会…
イスラームで個の欲望と共同体の福祉を橋渡すのは何か
私たちは「国民国家」の枠組みが大前提の世界を生きています。官僚組織による中央集権的な統治機構がそこにはあります…
もしも「西欧近代」が普遍的モデルでないとしたら
「近代市民社会は日本でもまだ定着したとは言えず、中東諸国や中国にいたっては基本的人権がなお根付かず遅れをとって…
社会は誰がつくるものなのか 民主主義って何?
「民主主義(デモクラシー)」の語源は、ギリシャ語の「デモス(人民)」です。民主主義国においては、立法者や政府で…
なぜ、イスラーム経済を問題にするのか?
20世紀後半、経済発展のカギを握るのはエネルギー、とりわけ石油だということで、その産油国中東が脚光を浴びました…