ヒトだけに固有な幼年期と青年期、そして非常に長い老年期。これらの特徴的な生活史は人類進化の歴史のいつ、どのように、そしてなぜ進化したのだろうか?
おそらくこれらは、ヒトの極端な大脳化と多産性に起因しているのではないだろうか。
『サルの生涯、ヒトの生涯——人生設計の生物学』 デビッド・S・スプレイグ(京都大学学術出版会、二〇〇四年)
『家族進化論』第四章・第三節 脳の大きさと生活史の変化 山極寿一(東京大学出版会、二〇一二年)
★この記事はiCardbook、『人類の社会性の進化(Evolution of the Human Sociality)(下)共感社会と家族の過去、現在、未来』を構成している「知識カード」の一枚です。
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