「システム思考」のための「氷山モデル」や「ループ図」、「ストック/フロー図」などのツールの上位にある手法が「U理論」である。さらに、これを統合的に実践していくのがピーター・M・センゲ(M I Tの上級講師)の「学習する組織(ラーニング・オーガニゼーション)」(※I):ピーター・M・センゲの『最強組織の法則(The Fifth Discipline)』の第二部には、「システム思考」について書かれているが、この思考法はThe Fifth Discipline(五つの学習ディシプリン)すべての根底をなす概念的土台だと述べている。また、C・オットー・シャーマーの「U理論」には、センゲが寄稿した序文が掲載されており、U理論に取り組む上で理解すべき点を記している。二人は仕事上のパートナーという関係。センゲはマサチューセッツ工科大経営学の教授、シャーマーは同大学の上級講師である。)という関係。
■参考文献
『 U理論――過去や偏見にとらわれず、本当に必要な「変化」を生み出す技術』 C・オットー・シャーマー 原著二〇〇九年
『人と組織の問題を劇的に解決するU理論入門』 中土 井僚 二〇一四年
『最強組織の法則―新時代のチームワークとは何か』 ピーター・M. センゲ 原著二〇〇六年
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註
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