「コード化」における「自由」

「自由」は、規定性から完全に解放されているところ、すなわち、「コード化」を徹底的に「脱コード化」するところにはない。

「自由」の本質は、「諸規定性における選択・決定可能性」の感度にこそある。

つまりそれは、「コード化」(諸規定性)において、なおわたしたちが選択・決定可能性を感じられるところにあるのだ。

■参考文献
『法の哲学』  ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル 原著一八二一年

★この記事はiCardbook、自由の相互承認 —— 人間社会を「希望」に紡ぐ —— (下)未来構築の実践理論』を構成している「知識カード」の一枚です。

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