「自由の相互承認」の土台となるべき、最後の圏域としてヘーゲルが描き出すのが「国家」である。I):この「国家」論…
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繰り返される主と奴の戦い
実際、歴史的に見て、奴隷は完全に自由を奪われるくらいであれば、主に対して死を賭して戦いを挑んできた。そしてそれ…
「自我」は規定されている
それゆえわたしたちは、自身がいかんともしがたく「規定」されているのだということをまずは自覚する必要がある。I)…
自由の“実存的条件”
どれだけお金を持っていても、地位や名誉を手に入れても、わたしたちは満足に「自由」を感じられないことがある。 な…
「自由」の条件としての「欲望の中心点」
欲望がある程度の中心点を持って初めて、わたしたちは「自由」の感度を手にすることができる。 「選択・決定可能性の…
システムに隷属したい
「自由」になったからこそ、わたしたちはその「自由」な生を存分に満たせない「空虚性」と、それゆえに世界から「否定…