社会学者の見田宗介は、ヘーゲルやアーレントとはまた違った、しかし似たような問題意識から、独自の社会圏域論を展開している。
見田の圏域論は、次の四つからなる。
すなわち、
① 共同体(Community)、
② 集列体(seriality)、
③ 連合体(assoCiation)、
④ 交響体(symphoniCity)
である。
■参考文献
『社会学入門―人間と社会の未来』 見田 宗介 二〇〇六年
「社会学はどこからきて、どこへ行くのか?」 対談:北田 暁大/岸 政彦[編集部]
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