こうしたお金儲けによって生み出された富を数値化したものが、GDP(Gross Domestic Product、国内総生産)である。GDPは、ひとつの国の中で1年間にどれだけ新たな富が生み出されたのかを表すものである。先ほどの雑貨屋の例だとアクセサリー1個あたり2000円のGDPが生み出されたことになる。
参考文献:
『マクロ経済学(第4版)』第1章:国民所得統計、第2章:GDPの決定 吉川洋(岩波書店、2017年)
★この記事はiCardbook、『資本主義の未来と現代イスラーム経済(上) 資本主義の危機とイスラーム経済の登場』を構成している「知識カード」の一枚です。
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