重 量

物の重さのこと。

重みを感じさせる表現(配置や配色など)を「重量感」という言葉で表すこともある。球体を描き、一方を黒、もう一方を白にすると、前者のほうが重量感のある球体になる。ページデザインでも、本文に太字が多用してあったり、カラムとカラムの間隔が狭い場合、読者に対して圧迫感を与え、ページ全体も重たい紙面になる。

■参考文献
色彩心理学入門―ニュートンとゲーテの流れを追って』  大山 正 一九九四年
色彩の本質・色彩の秘密(全訳)』  ルドルフ・シュタイナー※I):シュタイナーは一八八四年~九七年の間、二十代でありながらその才能を認められ、「ゲーテ自然科学論文集」全五巻を編集した。そしてそのなかの第三巻~第五巻にゲーテの色彩論が収められていた。そこには光学的アプローチとは異なる色彩論が展開しており、後にゲーテ的な意味での色彩論を書くことが「わたしの人生のもっとも美しい課題」とシュタイナーは言ったと伝えられている。[編集部] 原著一九三二年

◎関連知識カード:図と地カラムブロック

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I. :シュタイナーは一八八四年~九七年の間、二十代でありながらその才能を認められ、「ゲーテ自然科学論文集」全五巻を編集した。そしてそのなかの第三巻~第五巻にゲーテの色彩論が収められていた。そこには光学的アプローチとは異なる色彩論が展開しており、後にゲーテ的な意味での色彩論を書くことが「わたしの人生のもっとも美しい課題」とシュタイナーは言ったと伝えられている。[編集部]