人口が減少する社会においては、とくに、必要な手入れが行われるかなくなるおそれがある。
実物界に属する各資本基盤の量は、現状と将来の推移についてある程度予測することができる。
このとき、必要となる手入れ量に応じた持続部門が地域に確保できないおそれが事前に把握できる。
■参考文献
「人口減少下で地域の資本基盤を持続できるか -未来シミュレーターを用いた将来予測とその活用-」倉阪秀史 二〇一七年
『環境自治体白書2016-2017年版―外の力を活用した持続可能な地域づくり』 中口毅博+環境自治体会議環境政策研究所
★この記事はiCardbook、『なぜ経済学は経済を救えないのか—— 資本基盤マネジメントの経済理論へ——(下)政策展開の経済理論』を構成している「知識カード」の一枚です。
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