しかしそれゆえにこそ、各人の「自由」への欲望は、必然的に「承認のための生死を賭する戦い」へと行き着くことになる…
タグ: 竹田 青嗣
複数の個人によって相互に共有された認識基盤としての「制度」(1)
複数の個人が相互に共有する認識基盤を「制度」と捉える考え方が、異端の経済学である制度学派(※I):アメリカで1…
他者性から哲学を構築したフッサール
20世紀、他者の存在を積極的に取り入れようとしたのが、フッサールである。 フッサールは、自己移入によって他者の…
欲望・関心・身体の同型・類似性
その理由をひと言でいうなら、それはわたしたちが、人間的な「欲望」や「関心」「身体」を(おそらく)共有しているか…
ヘーゲルの社会原理論
わたしたちが本来的に「自由」を求めてしまうものであるとするなら、わたしたちはどうすれば、すべての人がこの「自由…
未来社会構想のための問い
職業を通した豊かな人間関係、そこにおいて、それぞれが〝who〟として現われ出ることのできる「現われの空間」――…
「自由」は最上の価値である
「自由」は人間的欲望の「本質」である。わたしたちは、わたしたちが〝欲望存在〟である限り、本質的に「自由」を求め…
一切は〝わたし〟の「確信」である
フッサールは、この「見えてしまっている」「思ってしまっている」という「確信」や「信憑しんぴょう」こそが、疑い得…
戦争の歴史を終わらせるための原理
しかしわれわれは次のようにいうべきだろう。 当然のことながら、人間の歴史そのものが停止することはあり得ない。し…