市場(しじょう)は、それが具体的な場所であれ抽象的な場所であれ、モノを売る人と買う人が一堂に集まる場所である。そこでは、価格が動くことで、そのモノを売りたい人の数(供給)と買いたい人の数(需要)が調整され、供給と需要が一致することで売買が成立する。
例えば、モノを売りたい人がたくさんいるのに、それを買いたい人が少ない場合(供給>需要)は、価格が下がり、買いたい人が増える。逆に、モノを買いたい人がたくさんいるのに、それを売りたい人が少ない場合(需要>供給)は、そのモノの希少価値が高くなることで価格が上がることで買いたい人が減る。
参考文献:
『ミクロ経済学の力』第3章:市場均衡 神取道宏(日本評論社、2014年)
★この記事はiCardbook、『資本主義の未来と現代イスラーム経済(上) 資本主義の危機とイスラーム経済の登場』を構成している「知識カード」の一枚です。
◎iCardbookの商品ラインナップはこちらをクリック