ルソーが言うように、不幸の本質が欲望と能力のギャップにあるのだとすれば、そこから逃れる道は原理的には三つある。
一つはもちろん、能力を上げること。二つは欲望を下げること。
そして三つ目は、もしかしたら最も重要かもしれない、「欲望を変える」ことである。
■参考文献
『子どもの頃から哲学者 世界一おもしろい、哲学を使った「絶望からの脱出」!』 第四章 絶望の達人 苫野 一徳 二〇一六年
【対談】竹田青嗣×苫野一徳⑥〜どうすれば自由に生きられるのか?〜[編集部]
★この記事はiCardbook、『自由の相互承認 —— 人間社会を「希望」に紡ぐ —— (下)未来構築の実践理論』を構成している「知識カード」の一枚です。
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