収容能力

収容能力とは、ある生態系が許容しうる生物の個体数の総量を指す。

人間の場合、どのような生活水準を想定するかによって、収容能力は異なる。また、交易によって、域外から資源が持ち込まれている場合があり、バウンダリー(境界)設定が難しい。

さらに、生態系の条件自体も変化するため、収容能力は固定的なものとして把握することができない。


■参考文献
Kenneth Arrow、 Bert Bolin、 Robert Costanza、 Partha Dasgupta、 Carl Folke、 C.S. Holling、 Bengt-Owe Jansson、 Simon Levin、 Karl-Göran Mäler、 Charles Perrings、 David Pimentel “Economic growth、 carrying capacity、 and the environment” Ecological Economics 15 (1995) pp.91-95

★この記事はiCardbook、『なぜ経済学は経済を救えないのか(上)視座と理念の転換』を構成している「知識カード」の一枚です。

なぜ経済学は経済を救えないのか
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