「プロジェクト型の学び」へ

ではそれは、どうすれば可能だろうか?

本書の主題は教育の方法論にはないので、ここでは次のことを述べるに留めておきたい。すなわち、いわゆる「知識ため込み」の学力ゲームから、「プロジェクト型」の学びへと、学びのあり方を転換することによって、と。


■参考文献
『公教育をイチから考えよう』 第三章・第六節 学びの「プロジェクト化」と哲学授業 リヒテルズ直子、苫野 一徳 二〇一六年

『勉強するのは何のため?─僕らの「答え」のつくり方』 第三章・第一節 なんで勉強を強制されるの?  苫野一徳  二〇一三年

『プロジェクト法』  ウィリアム・ヒアド・キルパトリックI):米国の教育学者(一八七一年~一九六五年)。一八九八年、シカゴ大学での教師のためのサマーセミナーでジョン・デューイに出会う。一九〇七年、コロンビア大学の教育学部に再入学、デューイに再会、教育哲学を志す決心を固めた。デューイの弟子で、同僚、かつコロンビア大学での後継者と言われる。[編集部] 原著一九一八年

「これからの学びを教育の「原理」から考える─学びの「個別化」「協同化」「プロジェクト化」の “ 融合 ”」  苫野 一徳 『智場』120号「特集:子どもの未来と情報社会の教育」[編集部]

★この記事はiCardbook、『自由の相互承認—— 人間社会を「希望」に紡ぐ ——(下)未来構築の実践理論』を構成している「知識カード」の一枚です。

◎iCardbookの商品ラインナップはこちらをクリック

 

 

   [ + ]

I. :米国の教育学者(一八七一年~一九六五年)。一八九八年、シカゴ大学での教師のためのサマーセミナーでジョン・デューイに出会う。一九〇七年、コロンビア大学の教育学部に再入学、デューイに再会、教育哲学を志す決心を固めた。デューイの弟子で、同僚、かつコロンビア大学での後継者と言われる。[編集部]