デイリーのエコロジカル効率

デイリーは、エコロジカル効率を提唱した。

これは、人工物サービス効率(人工物サービス増加分/人工資本量)・人工資本維持効率(人工資本量/通過物量)・自然資本維持効率(通過物量/自然資本量)・生態系サービス減少効率(自然資本量/生態系サービス減少分)を掛け合わせたものである。

■参考文献
『持続可能な発展の経済学』  ハーマン・E・デイリー 二〇〇五年
Ecological economics: principles and applications 2nd ed. Herman E. Daly and Joshua Farley. (2004) Island Press 2011
「環境と経済に関する理論的フレームワークと政策適用について」  倉阪 秀史 『千葉大学公共研究』第三巻第四号 二〇〇七年三月[編集部]


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