ここまで見てきた情報伝達において、興奮性と抑制性のシナプス伝達を担う伝達物質は、それぞれ、グルタミン酸とGAB…
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神経調節物質 その二(ドパミン、セロトニン等)
他にも、腹側被蓋野、縫線核、内側中隔野と呼ばれる特定の脳領域では、ドパミン、セロトニン、アセチルコリンなどを神…
神経細胞での情報の流れ
樹状突起、細胞体、軸索の情報の流れは一方通行です。 一つの神経細胞の細胞体は直径〇・〇一~〇・〇五ミリメートル…
神経活動計測の慢性実験
二つ目は、一日限りの実験ではなく、数日から数週間にわたって、慢性的に脳に電極を埋め込む方法です。 この場合は、…
シナプス伝達の加算の特徴 その二(抑制性シナプス伝達)
二つ目として、神経細胞の中には、興奮性だけでなく、抑制性の神経細胞も存在します(図4)。 こうした抑制性細胞が…
シナプス電位(微小電位変化)
神経細胞が活動すると、その電気的な興奮は軸索上を伝播していきます。そして、軸索から神経伝達物質が放出され、シナ…
神経回路の情報処理は一方向だけではない
入出力という表現を用いると、神経活動は上流から下流へと単方向に伝わっていく印象を持ちますが、ほとんどの脳領域で…