政策は、社会的な課題を解決するために制度を変えようとする一連の活動である。
たとえば、宮川公男は、公共政策について、「社会全体あるいはその特定部分の利害を反映した何らかの公共的問題について、社会が集団的に、あるいは社会の合法的な代表者がとる行動方針である」と定義している。
活動の目的になんらかの公共性が含まれている必要があるが、政策の主体は公共主体に限られない。
■参考文献
『政策・合意形成入門』 第一講 政策とは何か 倉阪 秀史 二〇一二年
『政策科学入門(第二版)』 宮川 公男 二〇〇二年
★この記事はiCardbook、『なぜ経済学は経済を救えないのか—— 資本基盤マネジメントの経済理論へ——(下)政策展開の経済理論』を構成している「知識カード」の一枚です。
◎iCardbookの商品ラインナップはこちらをクリック