客観的真理を前提せず、一切をこの〝わたし〟(超越論的主観性)の「確信」に還元して考えること。これをフッサールは「現象学的還元」と呼ぶ。
現象学の思考の原理は、この「確信」がいったいどのように成立したのか、その成立条件を解明することにある。※
■参考文献
『デカルト的省察』 エトムント・グスタフ・アルブレヒト・フッサール 原著一九三一年
★この記事はiCardbook、『自由の相互承認—— 人間社会を「希望」に紡ぐ ——(上)現状変革の哲学原理』を構成している「知識カード」の一枚です。
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