日本モンキーセンターの支援によって結成された類人猿調査隊は、一九五〇年代の終わりに三度派遣された。ちょうど同じ頃、ジル・ドニスソープやジョージ・シャラーら欧米の研究者が同じくゴリラを対象として研究を始めていた。
こうして、東西の霊長類学者はアフリカの奥地、ヴィルンガ火山群I):マウンテンゴリラが生息するウガンダ、ルワンダ、コンゴ民主共和国の国境地帯火山群。で邂逅する。
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