電気刺激や薬物を用いた検証

電気刺激では、電極周辺の神経回路の活動を強制的に誘発します。このような状態で、動物の特定の行動が生じれば、誘発された神経活動はその行動を引き起こすのに十分であることが示唆されます。

また、薬物処理では、一部の脳領域に薬物を注入し、神経回路の活動を抑制します。このような状態で、動物の特定の行動が消失すれば、神経活動はその行動を引き起こすのに必要であることが示唆されます。


■参考文献(本のタイトルをクリックしてアクティブラーニング)

『記憶をあやつる (角川選書)』  井ノ口馨(KADOKAWA/中経出版、二〇一五年)


◎この文章に興味、関心を持ったら下記電子書籍を手元に。
それには表紙画像をクリック

この記事はiCardbook、『脳と情報——神経回路と記憶のメカニズム——』を構成している「知識カード」の一枚です。

◎iCardbookの商品ラインナップはこちらをクリック

◎iCardbookについて
・アイカードブック(intelligent card book 略称:iCardbook)とは https://society-zero.com/chienotane/archives/5067 

この記事を読んだ人は、こんな記事も読んでいます