イメージング その一

近年では、神経活動を計測するもう一つの方法としてイメージング技術が発展しています(代表的な動画が、米国Inscopix社の下記のサイトなどに掲載されています。https://www.inscopix.com/technology)。

イメージング技術では、神経活動を電気信号として記録するのではなく、神経活動に伴うカルシウム濃度変化を蛍光変化として捉えます。活動した神経細胞がぴかっと光るように視覚的に捉えられるため、どの神経細胞に注目しているかが一目瞭然です(※I):こうしたイメージング技術は、電気生理学的手法と比べて、記録している神経細胞を可視化できること、可視化した細胞を長期にわたって追い続けられること、標的とした細胞への遺伝子導入技術と相性が良いこと、などの特徴があります。)。


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I. :こうしたイメージング技術は、電気生理学的手法と比べて、記録している神経細胞を可視化できること、可視化した細胞を長期にわたって追い続けられること、標的とした細胞への遺伝子導入技術と相性が良いこと、などの特徴があります。