エコロジカル経済学の第三ビジョン:
「すべての空間と時間のスケールについて地球のような複雑なシステムを分析することには、根本的な不砿実性が大きいが、あるプロセスは不可逆的である。このため、恨本的に予防的な立場が必要であるという認識」
予防原則は、不確実性が伴う現象においても、仮に発生した場合に予期される重大で不可逆的な悪影響を回避するように対策を講ずるべきとする考え方。
生態系の複雑なメカニズムが媒介する環境問題には、かならず不確実性が伴うという認識のもと、予防原則の必要性を示している。
■参考文献
An Introduction to Ecological Economics、 Costanza、 R.、 Cumberland、 J.、 Daly、 H.、 Goodland、 R.、 Norgaard、 R.、1977
『予防原則 人と環境の保護のための基本理念』 大竹 千代子、東 賢一 二〇〇五年
An Introduction to Ecological Economics、 Costanza、 R.、 Cumberland、 J.、 Daly、 H.、 Goodland、 R.、 Norgaard、 R.、1977
『予防原則 人と環境の保護のための基本理念』 大竹 千代子、東 賢一 二〇〇五年
★この記事はiCardbook、『なぜ経済学は経済を救えないのか(上)視座と理念の転換』を構成している「知識カード」の一枚です。
アイカードブック(iCardbook)