精神と物質との二元論

デカルトは、さまざまな感覚を疑っていった結果、「私は一つの実体であって、その本質あるいは本性はただ、考えるということ以外の何ものでもなく、存在するためになんらの場所をも要せずいかなる物質的なものにも依存しない(※I):引用 『方法序説』(中央公論新社、二〇〇一年))」という結論に至る。

ここから、「我、考えるゆえに、我あり」という原理を導き出す。

■参考文献『方法序説』  ルネ・デカルト 原著一六三七年
『超訳 哲学者図鑑』  富増 章成 二〇一六年[編集部]


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I. :引用 『方法序説』(中央公論新社、二〇〇一年)