レスポンシブ・アーキテクチャ

物理的形状を動的に変化させることが可能な変形機構を持つ建築物のことで、その概念については一九七十年代から提唱されている。私たちの身近にあるレスポンシブ・アーキテクチャの実例で最もわかりやすいのが開閉式のドームスタジアム(※I):試合を観戦中、大雨になった場合、屋根のないスタジアムでは、観客は傘をさしたり、レインコートを着て対応するが、開閉式の屋根を持つスタジアムなら、数分で雨を遮断できる。建築物の変形機構によって人間を助ける仕組み。)(国内では福岡ドームなど)。

■参考文献
Responsive architecture - Wikipedia
Responsive Architectures : Subtle Technologies  Philip Beesley、 Sachiko Hirosue 二〇〇六年
Responsive architecture - six amazing projects
Steps to Climate Responsive Architecture

◎関連知識カード:メタモルフォーゼResponsive Web Designコンテキストコンテンツ・インテリジェンス


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I. :試合を観戦中、大雨になった場合、屋根のないスタジアムでは、観客は傘をさしたり、レインコートを着て対応するが、開閉式の屋根を持つスタジアムなら、数分で雨を遮断できる。建築物の変形機構によって人間を助ける仕組み。