各資本基盤が健全な状態を保つためには資本基盤の総量に応じた手入れを必要とする。
各地域において維持すべき資本基盤総量を見積もり、また、合意形成を図り、その量に応じた手入れが行われないおそれがあるときには、手入れが行われるように政策を講じなければならない。
これが、資本基盤マネジメントである。
■参考文献
「地域ストックマネジメントに関する研究プロジェクトOPoSSuMの概要」 倉阪秀史 二〇一五年 『公共研究』 11巻1号
『アセットマネジメント導入への挑戦』 土木学会(編 二〇〇五年
★この記事はiCardbook、『なぜ経済学は経済を救えないのか—— 資本基盤マネジメントの経済理論へ——(下)政策展開の経済理論』を構成している「知識カード」の一枚です。
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