資本基盤の手入れを行う産業部門を「持続部門」と呼ぼう。
各資本基盤の賦存量やその現状が地域によって異なるため、持続部門は、地域密着型の産業となる。
また、労働集約的で雇用量は大きいが、個別のニーズに合わせたサービス提供を行う必要があるため、大きく儲けることが比較的難しい産業である。
■参考文献
『人口減少・環境制約下で持続するコミュニティづくり―南房総をイメージエリアとして』 大石 亜希子、宮脇 勝、岡部 明子、広井 良典、倉阪 秀史 二〇一二年
★この記事はiCardbook、『なぜ経済学は経済を救えないのか—— 資本基盤マネジメントの経済理論へ——(下)政策展開の経済理論』を構成している「知識カード」の一枚です。
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