カーボン・プライシング

カーボン・プライシングとは、熱量当たりの二酸化炭素などの温室効果ガス排出量に応じて傾斜的に経済的な負担をもとめるルールである。炭素価格付けとも言われる。

費用効率的に温室効果ガスの排出削減を行うために有効な手段と考えられており、本格的なカーボン・プライシングの導入のための検討が進められている。※

■参考文献
環境税の政治経済学』  経済協力開発機構編 二〇〇六年
排出権取引―理論と実験による制度設計』  西條 辰義、草川 孝夫 二〇一三年


★この記事はiCardbook、『なぜ経済学は経済を救えないのか—— 資本基盤マネジメントの経済理論へ——(下)政策展開の経済理論』を構成している「知識カード」の一枚です。

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