前払い処理費・引き取り処理義務

消費者に売り渡される製品のライフサイクルにわたる環境負荷を設計段階で考慮させる方法としては、次の二つの方法が想定される。

第一に、あらかじめ想定される廃棄物処理費を前もって生産者から徴収する方法(前払い処理費)を講ずる方法である。
第二に、使用後の製品廃棄物の引取義務もしくは廃棄物処理費の支払い義務を課す方法を講ずる方法である。

■参考文献
拡大生産者責任の環境経済学―循環型社会形成にむけて』  植田 和弘、山川 肇 二〇一〇年


★この記事はiCardbook、『なぜ経済学は経済を救えないのか—— 資本基盤マネジメントの経済理論へ——(下)政策展開の経済理論』を構成している「知識カード」の一枚です。

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