生物に対する悪影響の取り扱い

人の活動に及ぼす悪影響には、環境の存在価値が失われることによってもたらされる精神的な悪影響が含まれる。

意思表示ができない生物に与えられる悪影響については、その存在に価値を見いだしている人への悪影響として把握せざるを得ない。ただし、快苦の表情を表すことができる動物については、いたずらに苦痛を与えることがないようにすべきという規範を設けることが可能である。

■参考文献
環境政策論 第三版』 序章・第一節 「環境」とは何か  倉阪 秀史 二〇一五年


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