神経回路の構成要素の中で、最も変化に富むのは神経細胞どうしの繋がり、すなわちシナプスです(図14)。神経細胞はシナプス伝達の強度を強めたり(シナプス増強)、弱めたり(シナプス減弱)、場合によっては他の神経細胞と新しいシナプスを形成したりすることができます。
このようなシナプスの性質をシナプス可塑性と呼びます。
■参考文献(本のタイトルをクリックしてアクティブラーニング)
『記憶力を強くする―最新脳科学が語る記憶のしくみと鍛え方 (ブルーバックス)』 池谷裕二(講談社、二〇〇一年)
『記憶のしくみ 上 (ブルーバックス)』 エリック・R・カンデル、ラリー・R・スクワイア 小西史朗・桐野豊監訳
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