環境外形標準課税とは、事業税の外形標準として、資本基盤金額などを用いるのではなく、二酸化炭素排出量、エネルギー使用量、廃棄物排出量などの環境指標を用いるというアイディアである。
このアイディアはまだ具体化されているものではない。具体化に当たっては、課税標準となる環境指標の記録・報告義務をまず導入する必要がある。資源集約的産業への一定の配慮も必要であろう。※I):外形標準課税一般については、『最新Q&A外形標準課税ハンドブック』 (ぎょうせい、二〇一六年)参照。
■参考文献
『最新Q&A外形標準課税ハンドブック』 都道府県税務研究会 二〇一六年
★この記事はiCardbook、『なぜ経済学は経済を救えないのか—— 資本基盤マネジメントの経済理論へ——(下)政策展開の経済理論』を構成している「知識カード」の一枚です。
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註
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