ヘーゲルは、自由な経済活動を基礎とした社会(市民社会)を、各人の「自由」の重要な条件と考えた。決められた職業に従事し、決められた人生を送るのではなく、自らの裁量によって経済的自立を得ること、これは「自由」の基礎条件である。
■参考文献
『法の哲学』 ゲオルク・ヴィルヘルム・フリードリヒ・ヘーゲル 原著一八二一年
★この記事はiCardbook、『自由の相互承認—— 人間社会を「希望」に紡ぐ ——(下)未来構築の実践理論』を構成している「知識カード」の一枚です。
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