デジタルゲームは八十年代、九十年代半ばまでは俯瞰的な視点で作られ、キャラクターも一枚の絵でした。
しかし、九十年代半ばから、ゲームのステージは3D化し、物理シミュレーションが入るようになり、さらにゲームキャラクターもボーンと呼ばれる骨の入った構造を動かすことで動作するようになりました。そこで、複雑な身体を持ったキャラクターを3D空間で動かす強力な人工知能が必要となったのです。
■参考文献
「ゲームAI開発者三宅陽一郎が語る」 主体性を持つ汎用人工知能開発には、哲学を足場にしていくことが不可欠
★この記事はiCardbook、『<人工知能>と<人工知性>: —— 環境、身体、知能の関係から解き明かすAI—— 』を構成している「知識カード」の一枚です。