著者: 本川 達雄
出版社: 中央公論社
ISBN : 9784121010872
「生物にはいろいろな時間がひそんでいる。その時間によって生物たちは生きている。哺乳動物にかぎっても、たとえばヒトは心臓をドキンと一回打つ心周期はおよそ1秒だが、ハツカネズミは0・1秒、ふつうのネズミは0・2秒、ネコが0・3秒、ウマでは2秒、ゾウでは3秒になる。体重の大きさに比例して心周期が異なっているわけだ。」
1487夜『生物学的文明論』本川達雄|松岡正剛の千夜千冊 https://1000ya.isis.ne.jp/1487.html
「動物のサイズが違うと機敏さが違い、寿命が違い、総じて時間の流れる速さが違ってくる。行動圏も生息密度も、サイズと一定の関係がある。ところが一生の間に心臓が打つ総数や体重あたりの総エネルギー使用量は、サイズによらず同じなのである。本書はサイズからの発想によって動物のデザインを発見し、その動物のよって立つ論理を人間に理解可能なものにする新しい生物学入門書であり、かつ人類の将来に貴重なヒントを提供する。」
https://www.amazon.co.jp/dp/B00G44VKJG/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
生物の内的時間
https://society-zero.com/icard/931354
この記事は「 人工知能と人工知性:環境、身体、知能の関係から解き明かすAI」の「参考文献」リストの一つです。
「知識カード」を編成したカード型専門書、iCardbookはスマホ時代の、新しいホンの形です。
・通学・通勤のスキマ時間にさくさく読める
・著者の頭の中の、「設計図」がすぐわかる
・アマゾン・プライム会員は、無料で読める
Miyake Labo – ゲームAI開発者三宅陽一郎の非実在研究室 https://miyayou.com/
三宅 陽一郎 – AIandSociety Symposium http://www.aiandsociety.org/youichiromiyake-2/
[はじめに]『人工知能と人工知性』 – iCardbook|知の旅人に https://society-zero.com/icard/3335