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ISBN : 9784560026274
「民主カンプチア」は逆ユートピアの極致であった。一人称は「わたし」ではなく「わたしたち」とされ、子どもたちは自分の両親を「おじ」「おば」と、それ以外の大人たちを「父」「母」と呼ばされた。この集団主義は食事でも徹底される。共同調理場による「食事の統合」である。人々は食事を選ぶことさえできなかった。
書評:フィリップ・ショート、山形浩生訳『ポル・ポト ある悪夢の歴史』(白水社、2008年) http://www.isc.meiji.ac.jp/~kokkaron/column/pol_pot.html
カンボジアで二十世紀の歴史に汚点を残す大量虐殺─人口700万人のうち150万人が犠牲─をおこなった、クメール・ルージュ/カンボジア共産党首領ポル・ポトの伝記。極度の秘密主義を貫いた彼の生涯は、これまで闇に包まれていた。しかし本書は、その軌跡を追いながら、クメール・ルージュ組織、粛清、権力奪取、大量虐殺、失墜、死までを、綿密な取材とインタビュー、膨大な資料を駆使して克明に描き出した、「決定版」といえる大著だ。
ポル・ポト―ある悪夢の歴史 https://www.amazon.co.jp/dp/4560026270/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
ホモ・エコノミクス批判とその帰結(その2)
https://society-zero.com/icard/241172
この記事は「 資本主義の未来と現代イスラーム経済(下) 金融資本主義からの脱却と「利他利己」の超克」の「参考文献」リストの一つです。
「知識カード」を編成したカード型専門書、iCardbookはスマホ時代の、新しいホンの形です。
This article is one of the "References list" of "「 資本主義の未来と現代イスラーム経済(下) 金融資本主義からの脱却と「利他利己」の超克」"
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・通学・通勤のスキマ時間にさくさく読める
・著者の頭の中の、「設計図」がすぐわかる
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●長岡慎介教授 | 京都大学大学院 アジア・アフリカ地域研究研究科 グローバル地域研究専攻 https://www.global.asafas.kyoto-u.ac.jp/staff/nagaoka/
●研究室|長岡慎介(京都大学、イスラーム経済、イスラーム金融) http://nagaoka.world.coocan.jp/index_ja.html
●ささっとわかる! イスラーム -文化から経済・お金まで- | 京都大学のリアルを紹介 ザッツ・京大 https://www.thats.pr.kyoto-u.ac.jp/2019/05/30/6851/