著者: 山極 寿一
出版社: 東京大学出版会
ISBN : 9784130633321
「人類の家族はどのようにして生まれ,そしてどこへ向かうのか! 「家族崩壊の時代」ともいわれる現代に家族の意味を問いなおす意欲作.好評を博した『家族の起源――父性の誕生』から20年,世界の霊長類学の頂点に立つ著者が壮大なスケールで新たに描き上げる「山極進化論」.」
家族進化論 東京大学出版会 http://www.utp.or.jp/book/b306419.html
「養老孟司氏 評「霊長類社会の進化からみるヒト家族の起源」(「日経サイエンス」2012年10月号より)
ここまできちんと総説された霊長類社会の進化に関する著作は、私は大変に有用だと思う。研究者があまりに禁欲的なことに私はしばしば批判的になるが、本書については逆の印象を持つ。霊長類の生活の多くの部分が脳機能に依存しているとすれば、本書のような総説こそが、その具体的な解説になっているはずである。こうした研究が不十分だったことが、むしろマクロ的な意味での脳機能の研究を遅らせたといってもいいのである。」
https://www.amazon.co.jp/dp/4130633325/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
厳しい環境が積極的食物分配というコミュニケーションを進化させた
http://society-zero.com/icard/935217
火の使用と脳の増大
http://society-zero.com/icard/177520
この記事は「 人類の社会性の進化(Evolution of the Human Sociality)」の「参考文献」リストの一つです。
「知識カード」を編成したカード型専門書、iCardbookはスマホ時代の、新しいホンの形です。
This article is one of the "References list" of "「 人類の社会性の進化(Evolution of the Human Sociality)」"
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京大について — 京都大学 http://www.kyoto-u.ac.jp/ja/about
新刊案内『人類の社会性の進化(上下)』山極寿一・本郷峻 著 日本霊長類学会 Primate Society of Japan http://primate-society.com/2017/10/12/news-8/
[はじめに]『人類の社会性の進化』 – iCardbook|知の旅人に https://society-zero.com/icard/3353