著者: ハンナ アレント , Hannah Arendt(原著) , 志水 速雄(翻訳)
出版社: 筑摩書房
ISBN : 9784480081568
「人間の活動的生活を《労働》《仕事》《活動》の三側面から考察し、《労働》優位の近代世界を思想史的に批判したアレントの主著。」
筑摩書房 人間の条件 / ハンナ・アレント 著, 志水 速雄 著 http://www.chikumashobo.co.jp/product/9784480081568/
「ところが《労働》の優位のもと、《仕事》《活動》が人間的意味を失った近代以降、現代世界の危機が用意されることになったのである。こうした「人間の条件」の変貌は、遠くギリシアのポリスに源を発する「公的領域」の喪失と、国民国家の規模にまで肥大化した「私的領域」の支配をもたらすだろう。本書は、全体主義の現実的基盤となった大衆社会の思想的系譜を明らかにしようした、アレントの主著のひとつである。」
https://www.amazon.co.jp/dp/4480081569/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
アーレントの「私的領域」「社会的領域」「公的領域」
https://society-zero.com/icard/732388
アーレントにおける“who”と“what”
https://society-zero.com/icard/896609
この記事は「 自由の相互承認(下)」の「参考文献」リストの一つです。
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