著者: 柄谷 行人
出版社: 岩波書店
ISBN : 9784006003234
「『世界史の構造』は、柄谷行人のこれまでの仕事の集大成であると同時に、世界的に見ても他に類を見ないほどの包括性をもった大著である。ここには、それこそ、世界史が、その可能的な展開までも含めて、構造=形式として提示されているのだ。本質的な思想家はみな、最終的にはこのようなものを書こうとして仕事をしているに違いない。だが、人生は有限なので、ほとんどの思想家は、こうした包括的な視野をもった書物を実際に完成させることなく死んでいく。」
「文學界」に『「世界史の構造」を読む』(柄谷行人)書評掲載 – 大澤真幸オフィシャルサイト http://osawa-masachi.com/?p=1137
「資本=ネーション=国家が世界を覆い尽くした現在、私たちはどんな未来も構想し得ないでいる。しかし本書は、世界史を交換様式の観点から根本的にとらえ直し、人類社会の秘められた次元を浮かび上がらせることで、私たちの前に未来に対する想像力と実践の領域を切り開いて見せた。『トランスクリティーク』以後十余年の思索の到達点。」
https://www.amazon.co.jp/dp/B0183IMPL2/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
三つの交換様式
https://society-zero.com/icard/250471
「交換様式D」としての「世界共和国」
https://society-zero.com/icard/715874
この記事は「 自由の相互承認(下)」の「参考文献」リストの一つです。
「知識カード」を編成したカード型専門書、iCardbookはスマホ時代の、新しいホンの形です。
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