著者: I. イリイチ , 栗原 彬(翻訳) , 玉野井 芳郎(翻訳)
出版社: 岩波書店
ISBN : 9784002600109
「日本には、たしかに通勤に要する時間が合計4時間(行きと帰り)を超える人もたくさんいる。当然、通勤にかかる時間に対してお金が支払われることはない。4時間×5曜日×4週×12ヶ月は、960時間である。これを自給1000円に換算すると、96万円である。これに35(年)掛けると、3360万円だ。当然ながら、この金額が通勤者に支払われることはない。これが「支払われないワーク(シャドウワーク)」である。」
■I.イリイチ「シャドウ・ワーク」■これは面白い! - Dr.keiの研究室2-Contemplation of the B.L.U.E- https://blog.goo.ne.jp/sehensucht/e/5481046dd8841721e4a28871c3152b39
「家事などの人間の本来的な生活の諸活動は、市場経済に埋め込まれ、単なる無払い労働としての〈シャドウ・ワーク〉と変質している。そのような現在の生活からの脱却を企て、人間の生き方として、言語・知的活動から、平和の問題までを縦横に論じる。鋭い現代文明批判で知られるイリイチの思想理解への格好の書。」
https://www.amazon.co.jp/dp/4002600106/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
「現われの空間」を経済社会に組み込む
https://society-zero.com/icard/247523
この記事は「 自由の相互承認(下)」の「参考文献」リストの一つです。
「知識カード」を編成したカード型専門書、iCardbookはスマホ時代の、新しいホンの形です。
This article is one of the "References list" of "「 自由の相互承認(下)」"
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