「ほんもの」という倫理―近代とその不安

著者: チャールズ テイラー , 田中 智彦(翻訳)
出版社: 産業図書
ISBN : 9784782801406

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「テイラーの憂い、それは、現代社会が市民的自由への意思を掘り崩しつつあること、より根本的には、ひとびとがみずからを超えたところから発せられる要求に耳を貸さなくなったことに向けられている。これはかつてトクヴィルが「穏やかな専制」と呼び、藤田省三が「安楽への全体主義」と形容したものに近い。個人、コミュニティー、市場、国家それぞれの存在を、単一の原理でではなく、民主的なイニシアティヴの下で、どう編んでゆくのか。すべてはそこにかかっていると、成熟した知性が低い声で語る。」
 『「ほんもの」という倫理―近代とその不安』(産業図書) - 著者:チャールズ テイラー - 鷲田 清一による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS https://allreviews.jp/review/1540

「近代は個人の自由とともに、道具的理性の支配と穏やかな専制の成立という危機をもたらした。今その危機のもとで、自由で民主的な社会の存続のために何が求められているのか。共同体主義者として知られた著者が、近代の思想史を紐解き、人間の条件を問うなかから、現代社会の課題と展望について語る。」
 https://www.amazon.co.jp/dp/4782801408/sasazamani-22

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「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)


"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")



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テイラーのロールズ批判
  https://society-zero.com/icard/747962



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