著者: 西研
出版社: 筑摩書房
ISBN : 9784480089373
「この本の柱は、大きくいって二つです。 1.現代思想の相対主義に抗って、原理的に考えるための土台をうち立てる。 2.フッサール現象学の核心は、〈実存的世界〉と〈客観的世界〉のつながりの解明にあることを示す。」
西研Home Page(プロフィール) http://www007.upp.so-net.ne.jp/inuhashi/pfofile.htm
「学問の「客観性」とはどういうことか?人は善や美を生きるが、善や美の根拠は何か?そうした根源的な問いを確かめ、共有していくための「方法」をフッサールは打ち立てた。そしてそれは、近代哲学の歴史のなかで鍛えられた「主観」へと立ち戻って思考する方法の極限のなかから生まれたものである。フッサールの現象学を徹底的に読みなおし、その核心である“実存的世界”と“客観的世界”とのつながりを解明する。日々を生きるふつうの人びとのなかに思想する営みをよび戻し、考えあうことへの希望と信頼をふたたび提起する渾身の論考。」
https://www.amazon.co.jp/dp/4480089373/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
共通了解可能性としての“本質”
https://society-zero.com/icard/194699
この記事は「 自由の相互承認(上)」の「参考文献」リストの一つです。
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