著者: 竹田 青嗣 , 西 研
出版社: 講談社
ISBN : 9784062880503
「メルロ=ポンティは「ヘーゲルの『精神現象学』は小説みたいにおもしろい」と語ったが、『精神現象学』は、「あ、こんなやついるぞ!」と思ったり、自分のことが語られているようで身につまされたりする、そんな珍しい哲学書なのである。(略 しかし)『精神現象学』は、中身を徹底的に読んではじめてそれが問おうとしたことがわかってくる、そんな困った本なのである。そして、大胆な言い方になるが、いまだ『精神現象学』はほんとうには読まれていない、という気持ちが私たち(竹田と西)にはある。」
いただいた本●超解読! はじめてのヘーゲル『精神現象学』 | ポット出版 http://www.pot.co.jp/kizoubon/20100608_210212493918285.html
「「小説みたいにおもしろい」。メルロ=ポンティがこう語ったという、『精神現象学』。自然、自己、他者、共同体、神などに関するさまざまな人類の経験を経ながら、主人公である「意識」はいかに成長していくのか。近代社会に生きる人間の「欲望」の本質は何か。ヨーロッパ哲学史上、最も重要にして最も難解なヘーゲルの主著を、おなじみのコンビがわかりやすく読み砕く。」
https://www.amazon.co.jp/dp/4062880504/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
承認のための生死を賭する戦い
https://society-zero.com/icard/659739
世界は欲望の色を帯びている
https://society-zero.com/icard/937983
この記事は「 自由の相互承認(上)」の「参考文献」リストの一つです。
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