著者: 竹田 青嗣
出版社: 作品社
ISBN : 9784878931222
「この本の主題は、「事実学」をやめ、「本質学」を開始せよ、ということです。
いわゆる「正しい考え方」とは、専門知によって生活の知を圧倒するような知であって、常にうさんくさい。思考の本質=思考の原理とは、専門知による事実学ではなく、ふつうの多くの人々が生活の経験からつかんでいる「優れた考え方」に基づくものだ。考えるということの意味と理由を常に知っているこのような「すぐれた知」の原理を示すこと、それが本書のテーマです。」
? 書評「現象学は思考の原理である」.付・竹田青嗣さんからのメール - 思索の日記 (クリックで全体が表示されます) https://blog.goo.ne.jp/shirakabatakesen/e/2c6b702483d6e63790e99707188fc7e0
「現象学こそがわれわれがとりうるもっともラディカルな哲学態度であり、そして、その可能性をさらに推し進めることのなかにこそ、現代思想の混迷を突破する道がある。著者の哲学的デビューの書であり、その原点をいまもくっきりと指し示す本書は、読者に哲学することの意義と歓びを感じさせずにはおかない。」
https://www.amazon.co.jp/dp/4480080635/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
欲望の網の目
https://society-zero.com/icard/143237
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