著者: 福吉 勝男
出版社: 平凡社
ISBN : 9784582853292
「 『使えるヘーゲル』によれば、『法の哲学』を著した当時、ヘーゲルはドイツの首都ベルリン大学の教授だった。現在ほどではないにしろ、自分の発言が学問だけでなく社会的にも大きな影響力をもっていることをヘーゲルは意識しており、発言次第ではプロイセン政府から迫害を受けるかもしれないと感じていた(政府にとっては、近代国家としての外的地位を確立することが優先されるべき課題であり、自由を押し出すヘーゲルは目の上のたんこぶになり始めていた)。そのような事情のもとで、ヘーゲルは妥協し、立憲君主制を容認するほうになった。」
ヘーゲル『法の哲学』を解読する(1) | Philosophy Guides https://www.philosophyguides.org/decoding/decoding-of-hegel-philosophie-rechts-1/
「きわめて難解な体系哲学者、あるいはプロイセン公認の国家主義者。こうしたヘーゲル像は大きく変わりつつある。家族や市民社会の働き、経済格差と福祉の問題など、いま根本から問い直されている問題にとりくんだ先駆的な「公共哲学者」としての姿がそれである。ヘーゲルは、いまこそ“使える”哲学者である!その思想を通してヴィヴィッドな問題を解きほぐす。」
https://www.amazon.co.jp/dp/4582853293/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
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https://society-zero.com/icard/773734
この記事は「 自由の相互承認(下)」の「参考文献」リストの一つです。
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