著者: ハンナ アレント , Hannah Arendt(原著) , 志水 速雄(翻訳)
出版社: 筑摩書房
ISBN : 9784480082145
「自由とは何か?本書の解答をひとことで言うと、自由とは公的領域への参加を意味する。自由と似た概念に解放liberationがある。解放は自由にとって必要な条件だが、それだけでは十分ではない。自由は解放を踏まえ、共和的な政治体を基礎として創設されなければ存在しないものであり、ただそれを可能とする革命のみが真の革命に値する。これが本書の全体的な主張だ。」
アーレント『革命について』を解読する | Philosophy Guides https://www.philosophyguides.org/decoding/decoding-of-arendt-on-revolution/
「本書でアレントは、主としてアメリカ独立革命とフランス革命の経験を比較・考察し、自由が姿を現わすことのできる公的空間を保障する政治体の創設として前者を評価する。政党制や代表制ではなく、ある社会の全成員が公的問題の参加者となるような新しい統治形態がその時そこで始められたのである。忘れられた革命の最良の精神を20世紀政治の惨状から救い出す反時代的考察。」
https://www.amazon.co.jp/dp/448008214X/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
現われの空間
https://society-zero.com/icard/833124
この記事は「 自由の相互承認(下)」の「参考文献」リストの一つです。
「知識カード」を編成したカード型専門書、iCardbookはスマホ時代の、新しいホンの形です。
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