著者: 山極 寿一
出版社: NHK出版
ISBN : 9784140910993
「著者の山極寿一氏はゴリラの研究で世界的に知られたサル学の研究者である。近年はフィールドワークの経験をもとに人類の進化史を論じた本を発表しているが、本書もその一冊といえる。(略)著者は類人猿に見られる近親相姦の回避と食の共同が初期人類にも受けつがれ、それが家族を誕生させたのではないかと推論している。
家族の中で性行為が許されるのを夫婦間に限定することで性的な競合におちいらない親しさが生まれ、また性の対象を他の家族に送りだしたり、むかえたりすることで家族間のつながりが生まれた。」
『暴力はどこからきたか』 山極寿一 (NHKブックス) - 書評空間::紀伊國屋書店 KINOKUNIYA::BOOKLOG https://booklog.kinokuniya.co.jp/kato/archives/2013/07/post_357.html
「私たち人類は、争いの火種もその解消の術も、霊長類として進化する中で獲得してきた。6500万年前にこの地上に登場した霊長類。彼らは<食>と<性>をめぐる争いを、それぞれの社会性をもって回避してきたのだ。それを受け継ぐ人類は、家族という独自の社会を得るに至る。」
https://www.amazon.co.jp/dp/4140910992/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
国家の本質は暴力の独占か?
https://society-zero.com/icard/709937
この記事は「 自由の相互承認(下)」の「参考文献」リストの一つです。
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