著者: アントニオ・ネグリ , マイケル・ハート , 幾島 幸子(翻訳)
出版社: NHK出版
ISBN : 9784140910412
「さらにネグリ=ハート『〈帝国〉』が批判されやすいのは、もうひとつのキーワード、〈マルチチュード〉をめぐってです。ネグリ=ハートは、「現在のグローバルな主権と資本主義の支配下にいるすべての人々」のことを〈マルチチュード〉と呼び、この〈マルチチュード〉こそが〈帝国〉に対抗する主体となるのだ、といいます。つまり、かつての資本家に対抗するプロレタリアートにあたるのが、現代の〈マルチチュード〉だ、ということですね。」
第一回 〈帝国〉〈マルチチュード〉とは何か?|模擬授業|京都アカデメイア http://www.kyoto-academeia.sakura.ne.jp/index.cgi?rm=mode4&menu=mogi&id=67
「マルチチュードとは何か。グローバル化に伴い登場しつつある、国境を超えたネットワーク状の権力“帝国”。この新しい権力の形成途上で生じる終わりなきグローバルな戦争状態への抗議運動は、それぞれの特異性を保ちながらも、共通のネットワークを創りあげる。権力と同型の、ネットワーク状の形態で闘う多種多様な運動の先に、グローバル民主主義を推進する主体=マルチチュードの登場を予見する。“帝国”論の新たなる展開、ついに日本語版登場。」
https://www.amazon.co.jp/dp/4140910410/sasazamani-22
「テクストとは多次元の空間であって、そこではさまざまなエクリチュールが、結びつき、異議をとなえあい、そのどれもが起源となることはない。テクストとは、無数にある文化の中心からやって来た引用の織物である。」(ロラン・バルト「作者の死」『物語の構造分析』)
"The text is a multidimensional space, and there, the various Ekritule are connected and challenged, none of which originates. The text is a woven fabric of quotes that came from countless cultural centers."(Lauren Barth "Death of the Author" "Structural Analysis of the Story")
ネグリ=ハートの「マルチチュード」
https://society-zero.com/icard/384401
「自由の相互承認」とマルチチュード
https://society-zero.com/icard/988146
この記事は「 自由の相互承認(下)」の「参考文献」リストの一つです。
「知識カード」を編成したカード型専門書、iCardbookはスマホ時代の、新しいホンの形です。
This article is one of the "References list" of "「 自由の相互承認(下)」"
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